メールを送受信しないで、メールで通信する方法

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通信方法が多様化している

インターネットが誰でも身近に利用できるようになり、パソコンもスマホも誰でも簡単に持てるようになりました。人と人との通信方法も昔ながらの手紙や電話から進化し、電子メールや無料通信アプリなど、多様化しています。時と場所、場合によって、あるいは誰とどのような連絡をするのかによって、様々な方法が選べるようになっています。

「送る側」と「送られる側」のリスク

いずれの通信方法を取るにしても、送信者と受信者がいて、誰がいつ誰に何を送ったのかという履歴やログが残ります。この「送る」「送られる」という行為があるためその通信内容を第三者に知られるリスク(可能性)は必ず付いてきます。通信の暗号化によりリスクはかなり軽減されているのでしょうが、ゼロではありません。

リスクを極限まで減少させる通信方法とは?

しかしながら、このような送受信の履歴を残したくない、リスクを極限まで減少させたい、というときもあるかと思います。そのような時に、無料で簡単に送受信履歴を残さないで通信する方法があったのです。それは、無料のwebメールを使う方法です。メールを使うといっても送受信は行いません。Gmailを使った具体的な手法は、次のような手順になります。

  1. 特定の相手との通信するだけのGmailアカウントをつくります
  2. 通信する相手も、そのアカウント情報を共有しておきます
  3. 「送る側」はメールの新規作成で、本文に通信したい内容を書きます。そのとき「宛先」や「件名」には何も入れません。
  4. 書き終わったら「送信」はせず「下書き」保存します(Gmailの場合は、閉じると自動的に「下書き」保存されます)
  5. 「送られる側」は、このGmailを開き、「下書き」保存された内容を確認します
  6. 「送る側」に何か伝えたいこと(返信)があれば、下書きされた本文に追記していきます
  7. 「送られる側」も「送信」はぜずに「下書き」保存します。以後その繰り返し

メールの送受信はしていませんが、確かに「送る側」と「送られる側」の通信ができているということになります。この方法ですと、1対1の通信だけではなく、複数での通信にも利用することができます。添付ファイルに画像など付ければそれも共有できます。
また、webメールなので、ネット環境があるところでGmailにログインできれば、いつでもどこでも使えることになります。「掲示板」的な機能をよりプライベートで使うといったところでしょうか。

リスクはゼロではない

ただし、ネットワーク上のメールサーバに「下書き」がアップロードされているので、使ったデバイスの特定は可能なのです。そういう意味では「履歴は残る」ということになります。また、アカウントの共有の是非などグレーな部分もあり、取り扱いには十分注意してください。行う場合は自己責任にてお願いします。

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