柏木山に行ってみた

自然

柏木山とは

柏木山は、奥武蔵の玄関口、西武池袋線の飯能駅からも程近く手軽に登れる山です。標高303メートルからの眺めは晴れた日にはスカイツリーや都心のビル群なども見渡せます。運が良ければ富士山も目の前です。台風直後でしたが久しぶりの晴天で思わず出かけてしまいました。

柏木山山頂

自然の力

飯能駅北口から名栗川に沿うようにゆっくり歩いてみました。まずは吾妻峡を目指します。名栗川は台風の影響で茶色く濁り水量も多く流れも速い。川のあちこちに流れ着いた流木がそのままの状態で残っており、自然の力、恐怖を感じます。吾妻峡の入り口には特に規制されている表示はなく、川沿いの遊歩道まで下りてみました。やはり茶色く濁った川や流木で、普段の景色とは全く違った世界に変わっていました。倒木もかなりあって遊歩道を遮ります。しばらくは何とか進めたのですが、途中で完全に前進不可能となり来た道を戻ることとしました。

登山開始

吾妻峡で有名なドレミファ橋も水嵩が増していて渡ることはできません。元の景色に戻るためにはしばらくかかりそうです。ドレミファ橋を過ぎてしばらく川沿いに進むと柏木山へ続く登山道の入り口「あかね尾根道コースの入口」にたどり着きます。ここから山道ですが大雨の影響で沢沿いの登山道が川のようになっている個所もありました。

至福のひととき

登り始めて約40分で柏木山山頂に到着しました。頂上には木製の手作りベンチがいくつも設置されていて、ゆったりとした時間を過ごすことができます。平日でしたのでひと気もなく実に贅沢な気分になります。南西に広がる展望は素晴らしいものがあります。遠く都会を眺めているとその中で何百万人もの人々が活動し生きている、その中に自分もいるのだなあと改めて思うのです。

それは実に小さな存在で、ここからでは見ることはできません。日常の様々な出来事も揉め事も悩みも、その場にいれば大事に感じるのですが、ここから見ている限り、なんて些細なこと、ちっぽけなこと、狭い世界の中でのことなのか、と感じられます。

世界を俯瞰してみる

たまには遠くから自分の存在を眺めてみるものいいものです。ちっぽけな存在だからこそ必死に生きる。日々、目の前のことに集中して全力を尽くす。それが大切なことなのだと。台風やその他の自然災害は起こるべきして起こるもので、我々はその力に対抗し、自然の力を抑えることなど到底できない存在なのです。自然の力を受け入れ、自然と共存すること。それが大切なことだと感じた1日でした。

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