Windows10の「パフォーマンス優先」設定方法

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パソコンの動作が”モッサリ”してきたらやることとは?

パソコンを使っていると、新しい時はサクサク動作していたのにだんだん使いこんでいくとその感覚は失われてきます。さらに使い込むとモッサリ感が増し、ストレスを感じるようになります。Windows10では不要なファイルなどは自動的にクリーンナップされますが、それでも動作が気になります。

パフォーマンスの設定変更でモッサリ感が改善する?

パソコンの動作は、Windowsの処理の多さと深く関係していて、処理を多くすると当然動作が遅くなります。処理とはウインドウに影を付けたり、画像をアイコンではなく縮小版で表示したり、フォントを滑らかに見せたりするといった処理です。要するに見栄え(視覚効果)の部分も多く関係しており、見栄えよりも処理スピードを重視したいという方は、パフォーマンスの設定で変更できるのです。Windows10以前のOSでは、パフォーマンスの設定などが簡単にできた記憶があるのですが、いざWindows10でパフォーマンス設定を変更しようとすると、どこからどのように設定するのか迷ってしまします。

設定から「パフォーマンス設定」へ辿り着く方法とは?

このたび、パフォーマンスの設定画面になかなか辿り着けない方のために、その方法をご紹介いたします。ちなみに、今回のOSのエディションは、「Windows 10 Pro」、バージョンは「1909」です。

  1. 「スタート」をクリック(窓のアイコン)
  2. 「設定」をクリック(歯車のアイコン)
  3. 「システム」をクリック(パソコンのアイコン)
  4. 「バージョン情報」をクリック(画面左側の一番下)
  5. 「関連設定」の下にある「システム情報」をクリック(画面右側)
  6. 「システムの詳細設定」をクリック(画面左側)
  7. 「システムのプロパティ」ウインドウが開き「詳細設定」タブが表示される
  8. 「詳細設定」の一番上にある「パフォーマンス」の設定ボタンをクリック
  9. 「パフォーマンスオプション」ウインドウが開き「視覚効果」が表示される
  10. 「パフォーマンスを優先する」のラジオボタンをクリックして、「適用」「OK」

パフォーマンスオプションの選択肢

これで、「パフォーマンス優先」の設定になります。視覚効果のチェックはすべて外れ見栄えよりもスピード最優先の設定となります。

「デザインを優先する」を選択すると視覚効果のすべてにチェックが入ります。見栄えは良いのですがスピードは期待できません。

「コンピュータに応じて最適なものを自動的に選択する」を選択するとチェックボックスのいくつかが外れます。PCの能力によって外れるものが違ってくるのだとわれます。

「カスタム」は必要なものだけ選択するときに使います。「パフォーマンス優先にしたいが、この機能だけは使いたい」ときにチェックボックスに入力使います。

Chromeのギザギザフォントはここで修正できる!

Chromeを使われている方で、フォントのギザギザ感に悩んでいる方もいるかと思います。Chromeの設定でフォントをいくらいじっても改善しません。EdgeならギザギザにならないのになぜCromeだとギザギザになってしまうのか?

実は、このChromeのギザギザフォントの原因は、「パフォーマンスを優先する」の設定にあったのです。この設定にすると視覚効果のすべてのチェックボックスが外されるとご説明しましたが、このチェック項目の中に「スクリーンフォントの縁を滑らかにする」というのがあって、これが外されるとChromeでフォントがギザギザになってしまうのです。

「パフォーマンスを優先にしたいが、Chromeのフォントだけはきれいにしたい」という方は「パフォーマンスを優先にする」を選択してから「スクリーンフォントの縁を滑らかにする」にチェックを入れる(必然的に「カスタム」に変更されます)ことで解決できます。

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