パソコンはいつかは壊れる消耗品
先日現役の東芝dynabookが突然動かなくなりました。電源をオンにしようとすると一瞬で電源が落ちます。起動すらできない状態になってしまいました。昨日まで使えていたものが突然使えなくなる。起こりうることとは理解していてもいざ現実に降りかかってくると困惑するものです。
10年前のPCの再生計画
消耗品である以上、いつかは買い替えることになるのでしょうが、 10年前に買ったDELL INSPIRON 1545があったのを思い出しました。OSはVistaから10への無償アップデートを施していましたが、なにせ非力で動作の遅さにストレスしか感じず、押し入れの奥に長く眠っていたものでした。メモリは2Gで320GのHDDを積んでいますがメモリは最大4Gまで増やせます。HDDを最近価格が下がってきたSSDに交換すればもしかしたら使えるようになるのではないかと思い今回挑戦してみることにしました。予算は1万円以内としました。
メモリ増設は、だれでもできる簡単な作業
まずは最も簡単なメモリ交換です。もともとDELL INSPIRON 1545には1Gのメモリが2枚刺さっていますが、これを2Gのメモリ2枚と交換し4Gにします。メモリのタイプは DDR2-800MHz SDRAM PC2-6400 です。新品の実売価格は1枚1000円程です。(ここまでの金額合計2000円)
DELL INSPIRON 1545のメモリ交換は至って簡単です。電源ケーブルとバッテリを外し、裏側の中央あたりにある蓋を外せばメモリのスロットルに出会います。+の精密ドライバーでねじを回すだけで簡単に開けられます。メモリ2枚は折り重なるように装着されています。メモリは左右の留め具で固定されていますが手でちょっと広げるようにするとすぐ外れます。コネクター部分の反対側を引き上げると約40度ほどの角度で持ち上がりますので、その角度のままコネクターから引き出します。2枚目のメモリも同様の方法で引き抜けます。
コネクタの差し込みは注意が必要
新しいメモリはその手順の逆を行っていけば装着が完了します。メモリには溝があり、間違った方向でさせないようになっていますので、スムーズに装着できない場合は力を入れずに溝の方向を確認してください。すべて元に戻して起動してみます。メモリ交換されたとの表示(英語)が出て続行するとosが立ち上がります。システム詳細を確認するとメモリが4Gと表示されていることが確認できます。
これでメモリは最大値
メモリの交換(2G→4G)だけでも使用感は格段に変化しますが、やはり永遠に続くHDDのカラカラといった読み込み音は相当ストレスに感じます。それでは次にHDDの交換にトライしてみたいと思います。
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