手持ちの動画ファイルの保存先をYouTubeにする

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手持ちの動画ファイルをPCやスマホ、タブレットに保存している方は多いと思われます。動画ファイルで画質が良いものは一つ一つのファイルサイズも大きく、容量不足で外付けのストレージ(SDカードやUSBメモリ、HDDなど)に保存する場合もあります。さらにクラウドストレージを利用している場合もあると思われます。しかしながら、いずれにしてもそれらの容量には限界があり、ファイルが増えればさらに容量を増やす必要性に迫られます。

そのためには、追加でストレージの購入または有料のいクラウドストレージを契約するなど、手間とお金がかかります。また、様々なストレージに分散して保存すると、その管理が煩雑になるのと、それらの動画ファイルを再生するのも何かと手間がかかります。

そこで、そのような多数の動画ファイルを制限なく1か所で保管し、しかも特定のデバイスに依存することなく、ネットワーク環境があればいつでもどこでも再生可能な方法としてYouTubeに保存する方法があります。

「YouTubeは動画を公開するもの」というイメージがありますが、「非公開」にて手持ちの動画ファイルをYouTubeにアップロードすることができます。アップロードされた動画は、YouTubeアカウントにログインすれば、「ライブラリ」の「自分の動画」として保管でき、特定のデバイスに依存することなく、いつでもどこでも再生可能となるのです。

動画アップロードの手順としては次のとおりです。

  1. YouTubeアカウントにログインして、アカウント管理から「YouTube Studio」を選択
  2. 「動画をアップロード」で手持ちの動画ファイルを選択
  3. 「詳細」の設定で動画のタイトルを入力(ファイル名と同じならそのまま)し「次へ」
  4. 「視聴者」の設定で「子供向け」か「子供向けでない」かを選択し「次へ」
  5. 「動画の要素」の設定ではそのまま「次へ」
  6. 「チェック」(著作権のチェック)で「次へ」
  7. 「公開設定」の設定で「非公開」を選択し「保存」

「保存」が完了すれば、「自分の動画」にアップロードした動画が表示され、YouTubeでの再生が可能となるのです。

「著作権のチェック」のところで「著作権が設定されている動画」として判定された場合は、「申し立てが見つかりました。この動画は誰も視聴できなくなります。」とメッセージが出てきます。自身で正規に購入した動画ファイルでも当然このメッセージが出て、この時点で「公開」が「ブロック」されます。しかしながら「非公開」で保存すれば「自分の動画」として保存、閲覧ができるのです。

YouTubeに動画をアップロードする制限としては、次のようなものが挙げられます。

アップロードできる動画の長さは、基本は 15 分までですが、アカウントの確認が完了すると、15分を超える長さの動画がアップロードできるようになります。また、アップロードできるファイルの最大サイズは、256 GB または 12 時間のいずれか小さい方となっています。また、1日(24時間)でアップロードできる動画の本数は、10本に制限されています。

これらの制限はあるものの、個人で所有する通常の動画ファイルであれば、これらの制限は無視できる範囲で、実質「無料」「無制限」で動画を保管、管理することができるのです。

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